ありきたりの枠にとらわれて、コストだけを重視した家づくりは、様々な弊害を生むだけでなく、
決して満足度の高い家が出来上がるとはいえません。
とにかくコストと言うことではなく、ある程度の上限を決め、その中でできる限りの「自分」を出していく。
お客様の等身大の満足が得られる家づくりをご提供していきたいと願い、その過程（プロセス）を重要視しています。
ベストの家づくりを目指し、妥協せず、材料の厳選や細部のディテールまで再考に再考を重ねた上で施工に入ります。
レイ・ヴィーヴェ中山
A棟については横浜市の最低面積限度の条例にあたり、建物の大きさを確保するのに大変苦労しました。そのため、できるだけ土地面積を有効使用することにせまられると共に、延べ床面積の確保、高さを出した空間設計など、設計そのものを改革するという大作業の末、多角形が個性的な美しい建物に仕上がりました。
サーフコート片瀬
「海」「湘南」をイメージして原案を起こしました。「湘南」ということをイメージしますと、どうしても木を多用した建物が必要で、準防火をクリアするため、材料探しと費用面で苦労しました。外構の床面に風合いのある中古の枕木を使用し、アクセントにシャワーを作りましたが、予想以上に材料が堅く施工での苦心が思い出に残る物件です。
ビューコート日吉
建売住宅はありきたりの設計になりがち…そこで、存在感のあるデザイン性の高い物件を目指して設計しました。迎えるお客様によって2つの玄関というプランを試みましたがコスト面で苦労し、また、光を取り入れつつプライバシーを守るために、窓の位置や、透明ガラスと不透明ガラスとの選択など何度も検討を重ねた物件です。
レフィナーデ洋光台
ジャパニーズモダンをコンセプトにしたため、ガルバリウムという新建材と和風をミックスする外観のデザインに時間がかかりました。高さのある立地と土地の広さを最大限に活かすために間取りにこだわり、また周辺環境との調和にも苦労しました。外観の新素材と、内装のモダン「和」というコンセプトの意匠の仕上げが、新鮮で思い出深い物件です。